虫歯になるかどうかは
◆歯の質
◆酸を作る細菌の数や種類
◆食べ物(特に砂糖の量)
◆歯垢が歯に付着している時間
◆唾液の量や性質
など、それぞれの項目に応じた予防策が必要で
す。菌や酸の塊とも言える歯垢を取り除くことが、口
腔ケアの第一歩と言えるのです。理想的には食後3
分以内に歯垢を落すことは、酸でカルシウムが溶ける
「脱灰」を抑えることができ、唾液によってカルシウム
が戻る「再石灰化」を助けることができ、それだけ虫
歯の危険性が減るということです。
歯垢を放っておくと、酸を作るミュータンス菌や毒素
を出す菌が増殖して、口の中が悪い状態のままバラ
ンスがとれてしまいます。そこで、毎日歯磨きを丁寧
に実施することで、歯垢を除去すれば、徐々に悪い菌
が減り、口腔内は常によい状態に保つことができるの
です。
歯の健康は歯の喪失を防止し、食物の咀嚼によっ
て脳の活動を活発にすることはもちろん、食事や会話
を楽しむなど生活の質をも高めてくれます。
口腔ケアの基本をしっかり認識することで、虫歯を
減らし、豊かなウエルネスライフを実践しましょう。 |
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歯と口の働き |
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1 |
咀嚼(そしゃく)……食べ物を細かく噛み砕き、唾液と混ぜ合わせる働きを咀嚼と言います。
咀嚼がうまく行なわれるには、歯はもちろんのこと、唾液腺からの唾液の分泌、舌の運動、顎関節の運動の協同作業が必要ですが、食べ物を噛み切るための前歯と食べ物をすりつぶす臼歯が正しく配列していること、及び上下の歯が正しく噛み合うことが大切です。
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2 |
消化……咀嚼によって細かく噛み砕かれ、すりつぶされた食べ物の一部(澱粉)は唾液の中にある消化酵素アミラーゼによって吸収されやすい麦芽糖に分解されます。これが唾液の働きによる消化ですが歯や舌の働きがなくては充分な消化は行えません。
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3 |
嚥下(えんげ)……飲み込むことを示しますが、日常なにげなく行なっている生理現象ですが、実に巧妙なしくみによって行なわれている反射運動です。咀嚼された食べ物の嚥下は舌や口の中の粘膜の感覚によって、飲み込んでもよい状態が反射的に判断されます。口唇や頬の筋肉の働きも重要であることは口を開けたまま飲み込むことができないことで理解できると思います。
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4 |
発音……発音は気管を通ってくる空気の流れが咽頭にある声帯を振るわせておこりますが、その際に口唇、舌、口蓋垂といった動く部分と咽頭(いんとう)、喉頭(こうとう)、口蓋(こうがい)、歯などの動かない部分の協同作業によって色々な音が生まれてきます。
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5 |
味覚……味覚は舌にある味蕾(みらい)で感じ取りしんけいによって中枢に伝達されますが、食べ物の味は味覚だけで感じるものではなく、食べ物の温度や歯ざわり、舌ざわりといった触覚も大きく関係しています。
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6 |
表情……口や歯の関係する表情は働きとはいえませんが、精神的、心理的側面からみれば、社会的、対人的な影響は無視できないでしょう。
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